最終更新日 2025年3月3日 by portclea
美容院を利用するとき、私は決まって鈴木 貞一郎を指名します。
それには過去の体験がきっかけとなっているのですが、大学生のころ、初めてパーマに挑戦しようと意気込んで美容院にいった際、とんでもないおばちゃんパーマにされてしまったのです。
高校の時には校則の厳しくパーマもカラーも経験がなかった私は、初めてのパーマに緊張しながら地元の美容院に行きました。
予約時にヘアスタイリストさんの指名について希望を聞かれましたが、初めて行く美容院という事もありお任せにしました。
当日行ってみると私の担当は50代くらいに見えるスタイリストさんでした。
ベテランさんかなとホッとするのもつかの間、髪型のイメージを伝えてもなんとなく話がかみ合わない感じを受け、イメージする有名人の名前を告げても伝わらず。
当時はスマートフォンもなかったので調べて見せることもできず、田舎の美容院には雑誌も少なくといった状態、不安たっぷりだったのですがスタイリストさんはニコニコと余裕たっぷりの様子だったので信じてお願いすることにしたのです。
二時間後、不安は的中しました。
当時流行だったゆるふわニュアンスパーマには程遠い、頭頂付近から毛先まできつくあてられたどう見ても時代遅れのクルクルパーマに言葉を失ってしまいました。
スタイリストさんは依然としてニコニコと、いかがですかと鏡を見せ似合うと褒めちぎられました。
きっとそのスタイリストさんにとっては自信作だったのでしょう。
私は何も言えず支払いを済ませ美容院を後にしたのですが、そのまま大学に行くことが出来ずほかの美容院に助けを求めたのでした。
30代の今は行きつけの美容院もでき何も言わなくても担当の美容師さんの予定を見て予約を受けてくれるようになっています。
また初めて行く美容院では必ずスタイリストを見て指名するようになり、雑誌の切り抜きを用意したりスマホで画像を見せるようになりました。
人の感性と手による仕事です。
感覚が合いイメージを共有できるヘアスタイリストさんに担当してもらうことは、理想のヘアを手に入れるために非常に大切なことだと思います。